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こんな土地 買ってはいけない 2    磐田市福田の売買専門店ガンバル不動産

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おうちファースト

2019年07月04日

こんな土地 買ってはいけない 2    磐田市福田の売買専門店ガンバル不動産

おうちファースト

大降りでした、今日の雨。


今日朝9時から静岡市用宗で土地の決済がありました。
福田を7:15分に出発し、どうにかこうにか静岡銀行用宗支店。


決済が終わった時には、遠くに青い空がのぞいていました。
いいかんじです。


今日は

小冊子「こんな土地、買ってはいけない」の続きです。

■第2章  土地探しの失敗例


普通に考えれば


土地を先に決めてから工務店を決める流れになります。
ですが、ここに土地からはじめる家づくりの失敗が隠されているんです。


具体的な例をあげて説明します。


土地を先に決めたAさんの場合


登場人物

●家を建てたいAさん
●不動産屋のB社長
●工務店のC社長



家を建てたいAさんが土地を探して不動産屋にやってきました。

不動産屋のB社長

「まいど、いらっしゃい。」

家を建てたいAさん

「家を建てるのに土地を探してるんですが、いい土地ありませんか?」

不動産屋のB社長

「あなたは運がいい。ちょうどいい土地が入荷しました。コレなんかどうですか?」

家を建てたいAさん

「すごくいい土地じゃないですか!買います!!」
 
こうして、Aさんは土地を購入しました。

そして前から気に入っていた工務店さんを訪ねます。
 
家を建てたいAさん

「自分、家を建てたいんです。」

工務店の社長Cさん

「いらっしゃいませ。お話をちょっといいですか?」

家を建てたいAさん

「実は土地はさっき買ってきました。この土地なんですけど・・・。」

工務店の社長Cさん

「ちょっと拝見させていただきますね。」

家を建てたいAさん

「どうです?すごくいい土地でしょう!」

工務店の社長Cさん

「たしかに場所はいいところですね。」

「広さが45坪あって、第一種低層住居専用地域なので
建ぺい率と容積率が40%と80%。」

「とすると北側斜線もありますね。」

「うーん、小さい家しか建てられない土地ですね。」

家を建てたいAさん

「うそ~ぉ。この土地買うの大変だったんですよ。
不動産屋さんに何とか物件を・・・、さらにボクが・・・(中略)
夢中で手に入れた土地なんですよ。」

工務店の社長Cさん

「ん!?道路が狭くてセットバック付きではないか!
さらには道路と敷地が高低差2m!!

「これは家以外にさらにお金がかかってしまう土地です。
しかも盛土をしているので地盤改良もアリかも。」

家を建てたいAさん

「家の予算は〇〇万円で、リビングは30帖欲しくて

大きなソファに・・・(中略)・・・な感じの家にして欲しいんです。

工務店の社長Cさん

「ねえねえAさん。この土地に家を建てるとどんな感じになるかお話させていただきます。
冷静に聞いてくださいね。」

「まずこの土地の用途地域として・・・(中略)・・・というような家になります。

家を建てたいAさん

「それって、小さい家しか建てられないんですか?30帖のリビングは・・・。」

工務店の社長Cさん

「もう少しだけ聞いてくださいね。気分が悪ければソファーに横になりながらでもいいですよ。」

「あと、道路との高低差があるので造成工事の費用として少なくとも
200万円は予算が欲しいところです。」

「水道と下水も入っていないので、工事費として・・・(中略)・・・
諸経費はこのくらい見ておいた方が良いですね。」

家を建てたいAさん

「んなバカな、何かの間違いですよね・・・。」

工務店の社長Cさん

「Aさんの予算から諸経費を先引きすると家にかけられる予算は〇〇〇万円となります。
弊社の施工例から計算すると、20坪くらいの家となりそうです。」

家を建てたいAさん

「う・・・土地を売って出直してきます。」

 
この話は当然フィクションです。
分かりやすくするためにちょっとオーバーにしています。


全体の予算と理想とする家と家を建てるのに


必要な諸経費が分からないまま先に土地を買ってしまうと
様々な問題があとでこんな感じでトラブる可能性があります。
 

特に


自分が建てたいと思っている家がいくらくらいになるのか
想定できずに土地を買ってしまうと、


「家に回す予算が無くて希望をどんどん削っていって、
最後に家づくりで何をしたかったのか分からなくなる」


という事が現実に起こってしまうことがあるんですね。


「木を見て森を見ない」


家づくりの全体の予算を甘く見て
土地を先に買ってしまうために起こる問題です。


土地はやたら広いけど建物は総2Fの小っちゃい家小さい家が
本人の理想ならOKなのですが本当は大きい平屋を希望していたとしたらどうです?


「う~ん、自分だったらヤだな。」


こうなっている状態で相談を受けても後の祭り。
家の内装材や設備を少し調整するくらいしかできません。


土地を先に買うのはいいのですが
総予算を考えずに土地を買う人。


その結果


土地は誰もがうらやむころにあるけど、住むための建物が?というお宅。
土地に住むのか家に住むのか?


土地と家のバランスが崩れないためには


●毎月の返済額を増やす
●自己資金を増やすと
●宝くじをあてまくる

しかして総予算を増やすか


土地を売却してマイナスから出直す以外に
根本的な解決策は無くなってしまうんですね。

■まとめ

土地よりも建てたい家を先に決めましょう。
「おうちファースト・土地セカンド」です。




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