お日柄もよく
昨日、無事に福田の「土地」をKさまにお引渡しいたしました。
売主様も買主様も、ありがとうございました。
土地や建物の所有権をを
売主様から買主様にお引渡しすることを
「決済」=「所有権移転」と言います。
不動産売買の決済日当日のお話、の続きをシェアします。
■不動産決済当日
②司法書士による本人確認銀行に
当事者の売主・買主・それぞれの仲介業者・司法書士さんが揃います。
その次にすることは。まず司法書士さんの出番です。
売主さんと買主さんが本人かどうか確認をします。
確認する書面で一番有効ななものは運転免許証です。
これを提示して本人なのかどうか確認します。
とりわけ売主さんが本人になりすまして所有権移転してしまうことを防ぎます。
売主さんは司法書士に対して売り渡しの委任状に署名・捺印します。
※免許のコピーもとります
この辺はサクッと終わります。
③決済で実際にお金を動かす
決済でのお金の流れは難しそうですが
実は流れは単純です。
まず
住宅ローンで借りるお金が金融機関から
買主さんの口座に振り込まれます
そして、この口座からお金を移動させていきます。
振込と払出(出金)の伝票を書いていきます。
●振込伝票
売主さんへ物件の残代金を口座から売主さんの指定する口座に振り込む伝票を書きます。
不動産は金額が大きいため、よほどのことが無い限り振り込みで行います。
現金でもいいのですが、お札を数千枚数える手間と労力が双方にかかります。
ここは振込にしておきましょう。
●払出(出金)伝票
口座から払い出す金額は
・仲介手数料 ←仲介した不動産屋
・固定資産税等の清算金 ←売主さん
・司法書士登記料(報酬も含む) ←司法書士
・その他(農転費用や測量費など)←該当者
だいたいこの4つです。
全て振り込みでもいいのですが、件数分の振込手数料がかかるため、
現金で出金してその場で払うのが一般的です。
その方が自分の口座に振り込まれたことを確認(着金確認)する必要がありません。
すべての伝票を書き終えたら、買主さんは銀行通帳と印鑑をそえて
銀行の担当者に手渡します。
伝票をいきなり書くのは焦るので
開始時間の20分前に決済する銀行に行って
伝票を先に書いておくと、あわてずに済みます。
④売主が着金確認し、現金をそれぞれに手渡す
売主さんは買主さんから振り込みがちゃんとされたか、着金確認をします。
着金まで時間がかかります。
10日 25日 月末とかはもともと窓口処理件数が多いので混みます。
銀行担当者が「振込受付書」と「払い出した現金」をもって戻ってきます。
「振込受付書」は
「銀行内で振込処理がつつがなく終わった、あとは安心しておまかせしてね」という書面です。
この受付書で着金確認時間を節約します。
この受付書のコピーを買主さんに渡したら
買主さんから「残代金の領収書」をもらいます。
買主さんの口座から出金された現金は
それぞれを仲介会社・司法書士・売主他に払います。
買主さんはそれぞれから領収書をもらいます。
買主さんは通帳を確認してください。
住宅ローンの入金、振込、出金した入出金の記録が記載されています。
(通帳に但し書きを記載してくれる銀行もあります、ろうきんさんとか)
お金の動きとしてはこれで完了です!
おつかれさまでした。
■決済 お金のまとめ
実際のところ、決済当日までに「こと」はほぼ終わっています。
・土地なら境界確定や分筆
・建物の保全
・融資のダンドリと連絡確認
・銀行担当と仲介会社の連絡確認
・仲介会社と売主さんと買主さんとの連絡確認
・仲介会社と司法書士との連絡確認 など。
決済前日までにすべて終わっているため
買主さんは 当日は会場にきて 伝票をかいて 領収書をもらうだけです。
新築住宅の感動的な「お引渡しセレモニー」的なものはないので
あれっと拍子抜けするかもしれません。
明日は、決済当日の最後の話です。
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今日も明日もあなたのために
磐田のガンバル不動産でした。
では!