お布団と枕を干しました。
明日からまた天気が崩れるようです。
対応しましょう。
さてガンバル不動産です。
お気づきのように 小冊子の原稿を
この「ゼロはじブログ」で書き連ねています。
小冊子『土地はまだ買ってはいけない』(仮タイトル)
ーこれを読む前は!-どんな結末になるのか、自分でもわかりません。
1 土地探しのドツボ
※ドツボとは
ドツボとは、肥甕(こえがめ:大小便を貯めておく大きい壷)という意味。
○○○にはまる、○○○に落ちる、という意味は肥甕にはまったような物理的境遇や精神状態を言い表す
土地選びは住まいづくりの成功を左右する基本的な要素です。
家のリフォームはできても土地は一度決めたら簡単に変えることはできません。
また、土地の状態によって家の大きさ、形、配置も決まってくるため
いろいろな角度から念入りに調べて購入することが必要です。
土地探しを始める前に
これだけは知っておきたい「用語」についてお話します。
1-2 用語のドツボ
その用語のひとつは「法的規制」 です。
購入しようとする土地が家を建てられる土地かどうか?
希望する家が建てられるのか?
とても心配になりますよね。
土地には必ず「法律的な規制」がついて回ります。
これを「建築基準法」といいます。
覚えておいて欲しい代表的な用語として
●「建ぺい率」と「容積率」
●「用途地域」という用語です。
■法的規制
市街化区域の土地でも家がそもそも建てられない場所もあります。
お隣さんの家が3階建てでも自分の家は2階までしから建てられない場所もあります。
建ぺい率、容積率、用途地域など
代表的な法的規制によって
希望する家がかなうかどうか、きまります。
もし良さそうな土地が見つかって不動産屋と話す機会があったときに
「この土地、どんな法的規制がありますか?」とさらっと尋ねてみてください。
「やばっ、できる客だ」と態度を変えます。
■「建ぺい率」と「容積率」
「建ぺい率」と「容積率」からお話します。
「建ぺい率」と「容積率」とはざっくりいうと
「土地に対して建築できる建物の大きさの上限」の定めです。
建ぺい率=敷地面積に対する建築の割合。
上から光を当てて影になる部分。
容積率=敷地面積に対する延床面積の割合。
建物内部、床を貼ってある部分。
※ちなみにガンバル不動産がある磐田市の福田だと
ほとんどが 「建ぺい率60% 容積率200%」です。
規制が一番ゆるい地域です
■用途地域
「用途地域」という用語をざっくりお話します。
用途地域には
●「住居系の地域」
●「商業系の地域」
●「工業系の地域」 の大きく3つの種類があります。
その用途地域内で建築できる建物や建築できない建物を決めています。
たとえば 小学校の隣にパチンコ屋は建ててはいけない、とかの定めです。
この用途地域のことを知らずに
「TOPオブ工業系=工業専用の地域」の
隣の住居系の用途地域の土地を買っておうちを建てました。
「広いし、安いし、隣に家はないし! なぜ誰も買わないの?」
数年後、自宅の隣の日当たりのいい広い空き地に
騒音や臭い、振動が発生する立派な工場が建ってしまいました。
「工業専用地域」
この用途地域内ではおうちを建てることはできません。
こちらの工場は用途地域内の中できちんと
建築されているので、この人はどこにも訴えることができません。
工場が建っている限り我慢するしかありません。
(臭いとか音とかは多少言えるかも)
「どおりで誰も買わないわけだ!」と
気がついても後の祭りです。
土地には用途地域をはじめ
防火・準防火地域、宅造規制地域、津波警戒地域など
様々な法的規制がついてまわります。
このような「法的規制」を自分で調べようと思えば
口と目と耳がついていれば簡単です。
該当する市町村の建築指導課に直接行って調べるか
市町村ごとのHPで調べることができます。
だまされたと思って一度チャレンジしてみてください。
ちなみに3市町村のリンク貼っておきます。
※磐田市 地図情報提供HP https://www.sonicweb-asp.jp/iwata/
※袋井市 どまんなか袋井Navi https://www.sonicweb-asp.jp/iwata/
※掛川市 e-地図掛川 https://www2.wagmap.jp/kakegawa-sp/
■まとめ
土地探しをするなかで「いい土地だな」と思う土地が出てきます。
さっそく業者さんに連絡して
土地の物件資料を取り寄せることになります。
その土地資料を「ファクトシート」とかいったりします。
資料右上の欄に
●土地の場所
●土地の大きさ
●土地の価格
が記載されているはずですが
小さい文字で
●用途地域
●建ぺい率/容積率
●その他の規制など
も必ず記載されています。
念のため 取り寄せた土地資料の
用途地域・建ぺい率/容積率などを見直しておきましょう。
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土地は売らない、人生の舞台を売る
磐田のガンバル不動産でした。
では!