隣町の掛川でも感染された人がいらっしゃるとのこと。
企業も個人も
これまで経験したことのない対応を
求められています。
不動産屋としても
刻一刻と動きが変わる中
適切な意思決定が必要です。
住宅会社の営業さんからの問い合わせが
めっきり減っています。
土地を買っておうちを建てたい人が
様子見をしている、と想像します。
非常事態宣言が出ている以上
「建てたい必要性」はあっても
「建てたい気持ち」は萎えますよね。
新型コロナウィルスの状況のもとですが
今の時期の不動産売買をどう考えるべきか
のお話をしようと思います。
■事実1 磐田の土地価格
磐田市の土地価格を見ると
平成25年(2013年)を基準にすると
静岡県の平均が5.9%下落したのに対して、
磐田市はマイナス8.4%とさらに大きく下げています。
磐田市の公示地価の推移(令和2年)
年間1.2%程度、ジワジワと下がり続けています。
25年間下がるのを待ちつづければ
土地価格は3/4で買える理屈です。
土地を買うのを待つべきでしょうか?
■事実2 磐田の人口は減り続ける
国立社会保障・人口問題研究所が
http://www.ipss.go.jp
今年発表した磐田市の人口の見通しによると
2015年を基準にすると
2025年までの10年間で人口は5,000人減少します。
●事実 磐田市の人口は2025年までに5,000人減少する
5,000人も人口が減るってあまりピンとこないかもしれません。
旧福田町の人口が10,000人程度だったので
ひとつの集落の半分がごっそりなくなるということです。
若い人も年をとられたひとも
満遍なく減るということなら
「しょうがないよね」で済ますことができるのですが
とても困ることが起こります。
■事実3 市内の30代人口が4,500人減る
磐田市の30代人口の予測
5,000人も人口が減るということなんですが
30才人口がほぼその中身です。
家を買う中心年代は30才代です。
2025年までに4,500人減るということは
その分の住宅・不動産にまつわる仕事もなくなります。
土地流通を担う不動産業者とおうちづくりを
提供する住宅会社にとっては死活問題です。
■土地の動きはどうなる?
●磐田の土地価格は年々安くなる
●磐田の人口が2015年から5000人減る
●磐田の30才代人口がほぼ5000人減る
このことから、磐田市の動きは、
●実需層の30才人口が年々減っていくので、土地は余ってくる。(買い手市場)
●人気のない沿岸エリアはますます人がいなくなる
●人気のある高台エリアはますます人が集まる
と言えるでしょう。
反対に言えば
沿岸エリアの土地は「選びたい放題」ということです。
■まとめ
●買うなら:下落を待つよりも低金利の今がベスト
磐田市は土地坪単価が10〜20万円の地域が多いので
下落を待つ必要はありません。
その理由は2つあります。
①磐田の土地は回りより安い
土地価格の下落分よりも、待っている間の家賃の方が高くつく
例えば、坪15万円ぐらいの土地であれば、60坪でも900万円程度で買えます。
仮に数年で1割下げたとして90万円ぐらいしか安くなりませんから
その間の家賃を考えると、早めに買った方がトクになります。
②異次元緩和で超低金利
現在は住宅ローン金利が超激安のため
月々の返済負担が軽いのもチャンスです。
ですから
もし家を買おうと思っているのならば
土地価格が下がりきるのを待つよりも
不況になって金利が上がる前の
固定金利で買うのがベストでしょう。
●売るなら:超低金利の今がチャンス
住宅ローンの低金利は、住宅を買う人にとって追い風でした。
この金利はこれ以上下がりようがありません。
経済が不景気になり、金利上昇の局面が想像できますので
低金利のうちに欲しい人(購買意欲がある30才代)に売れるタイミングです。
新型コロナによって買い控えと様子見があるため
今が1番高い時期=「売り時」と言えるでしょう。
みなさんはどうお考えになりますか?
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土地は売らない、人生の舞台を売る
磐田のガンバル不動産でした。
では!