今日は「土地が決まらない7つの理由」の続きをシェアします。
■土地が決まらない理由
先回は「準備できている人にだけ土地は手に入る」という話をしました。
総予算も決めて、建てたい家も決めて、
土地購入に回せるお金がわかりました。
で
土地探しに入っていくわけですが
せっかく仕入れた土地情報をまったく活かしきれず
宝の持ち腐れ状態になっている人が多いのです。
土地が決まらない理由のひとつは
「買ってもいいかどうか、いつまでたっても決断できない」からです。
原因6.「いつまでたっても決断できない」
今日は、「そのとき決断するための経験値を高める方法」をシェアします。
■疲れ果てて最後は買う
希望に燃えて土地探しを始めるのですが
●予算以上だけど、すごくいい土地
●予算内でけど、それだけの土地
●買ってもOKそうな土地
●買うと痛い目に合いそうな土地
●希望エリアの土地だけど、イマイチな土地
●希望エリアではないけど、いい土地
●いい土地だけど、なぜか欲しくない土地
●ぜったい妥協できそうもない土地だけど、なぜか気になる土地
だいたいこんなかんじで
自分の希望にピタッとはまる土地なんかありません。
いつも、いい悪い微妙な線で、物件があるわけです。
買う決断ができないので、いつも他の人にサクッと買われてしまう。
先に買われてしまった土地が、「あの時に買っておけばよかった」と後悔する。
結局
そこそこの土地を
そこそこの値段で
疲れ果てて買うことになります。
■経験を積む
集めた物件情報を自分の選択眼で
買う買わないを決断できるには
集めた土地情報を実際に見に行って
「経験値」を高めることをしないとはじまりません。
不動産の売買をする不動産担当者は
不動産情報を手に入れて
紙ベース上で下調べをして
実際に現地まで行って確認し
住宅営業マンさんやお客様に要望に合う土地かどうか
物件をこなす作業をしています。
どんな仕事でも同じことですが
物件をこなすことを積んでいけば
プロとしての「経験値」が高くなります。
経験を積むことは、部活動の練習と同じです。
本番の試合を想定して、毎日汗を流すわけです。
練習をしないで、いきなり大会に出ても秒殺されます。
ふつうのお客様に
「プロのような経験値を持て!」などを望むわけではないですが
「なんとなくいいな」とか「自分には合わない」ぐらいを
判断できるようになることは十分可能です。
■何の経験値を高めるのか
建てたいおうちを決めていれば
ざっくりとした平面プランがあるはずです。
(なくてもいいですよ)
ガンバル不動産が土地を見に行くときの方法なので
参考にならないかもしれませんがお話します。
まず
紙の物件情報シートで、予算や法的なことや水道のこととかを
ひと通り頭にいれておいてから、現地に向かいます。
現地に着いて、土地の真ん中に座って
●車の出し入れがしやすいか
●土地の雰囲気
●土地の匂いと音
●周りの家の状況(庭とゴミ)
●光と影
●鬼門方向(北東)と裏鬼門方向(南東)
●道路との高低差
●家を建てるときに支障になりそうなこと
●大きな窓を取れる方向(ヌケがいい方向)
こんなことを感じ取って
お客様に土地を紹介するかどうか決めています。
けっこう手間がかかります。
土地の雰囲気とか、なんだかオカルト的ですが
自分はとても大事にしています。
普通の人でも、土地の雰囲気は感じ取ることできると思います。
感じ取ったことを言葉にするのは難しいですが
「なんとなくいい」とか「なんとなくイヤ」程度でOKです。
こんなことを実際にやってみて、経験値を高めておくこともありです。
だまされたと思って試してみてください。
■まとめ
いついい土地が目の前に現れるかもしれません。
そのとき買う買わないの決断ができるように
経験値を高めて、準備しておきましょう。
まずは、物件を実際に見に行くことからはじめましょうかね。
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土地は売らない、人生の舞台を売る
磐田のガンバル不動産でした。
では!