自宅事務所の前が、福田小学校の集団登校集合場所なのですが
今年は8人で登校しています。
大きい人とちびちゃんが交互に並んで登校していきます。
時期は2か月ほど遅くなりましたが
ようやく、何気ない日常の風景がはじまっています。
さて、ガンバル不動産です。
摩訶不思議なことが多い不動産業界。
「銀行の不動産仲介業の解禁」
「保有不動産に係る銀行の賃貸業の自由化」に
ついて断固反対し、阻止することを決議
全国宅地建物取引業協会連合会(←ハト)
いわゆる「既得権益」を侵されることへの反発です。
「銀行は金だけ貸してればいいだろ!」」
「俺たちのショバを荒らすな!ということですね。
ラビットもそうですが、このような組織は
いずれ無くなる存在かもしれません。
今日は「あやしい不動産業界、そのしくみ」の続きです。
■「業者間情報ネットワーク」
お客様から大切な不動産を預かり
物件情報を販売活動に臨むわけです。
この不動産情報をネットに公開し、販売活動をする場所があります。
残念ながら一般の皆様は閲覧できないのですが
それが業者間のネットワーク、です。
この不動産業者のネットワークは
おおむね3つあります。
1.レインズ
レインズというネットワークです。
正式には「指定流通機構」と言います。
指定流通機構は国土交通大臣から指定を受けた団体が運営しています。
通称REINS(レインズ)と呼ばれています。
指定流通機構は全国4組織あります、
(東日本・中部圏・近畿圏・西日本)
※ガンバル不動産は中部圏のレインズを使っています
不動産業者が売り希望のお客様から
「専任」で売却の依頼を受けたときは
このネットワークに掲載しなければなりません。
(宅地建物取引業法第34条の2)
そのため、専任媒介契約を受けた不動産屋さん(だけ)が利用します。
※ガンバル不動産はほとんど使っていません、テキストメインで古臭いので
2.ATTB(アットビービー)
もうひとつは、アットホーム株式会社が運営しているネットワークです。
不動産業者の世界ではatbb(アットビービー)と言っています。
もともとは紙媒体の情報交換ネットワークを
古くから運営していた民間企業です。
不動産屋さんの店頭でB4サイズのチラシで
物件情報を出していますが、
これを週2回頒布している会社です。
●一般の人向け 「at-home」というサイト
●業者専用 「atbb(アットビービー)」というサイト
業者専用サイト atbbのなかで
不動産情報や画像、図面、PRテキストなどをUPし
●一般にも公開するしない
●不動産業者だけに公開するしない
●どちらにも公開するしない
と選択することができます。
不動産業者間だけに公開するを選ぶと
一般の人が見るat-homeでは見ることができません。
これがいわゆる「未公開物件」と言えるかもしれません。
逆に
業者には公開せず、一般のat-homeだけ
公開する業者さんもいます。
理由は・・・ 両手仲介をしたいから。
別の不動産会社が買主を探してくると
仲介手数料が半分になってしまうためです。
※両手仲介
売主と買主の双方から仲介手数料をいただくこと
(これは適法です)
3. ヒト
最後に忘れてはならないのがヒトです。
会社レベルでは
近所の不動産業者は同業ですが、敵でもあります。
近くを通ればあいさつはしますが
裏では何をたくらんでいるのか、よくわかりません。
顔見知りと言えども、ライバルに塩を送るような
いい物件を融通しあうことはほとんどありません。
個人レベルでは
過去に取引をしてなじみになったり
高校の先輩・後輩やJC青年会議所などのつきあいでできた
結びつきがあります。
その関係性のなかで、「今回だけですよ」とか
「いい物件」を融通しあうこともあります。
業者間というより、個人間ネットワークです。
これがけっこうバカになりません。
■まとめ
ひとつの不動産情報をめぐって
いろいろな不動産業者が動きます。
土地や家を売買する機会があったら
ネットワークを使って
ちゃんと仕事をしてくれる
いい不動産屋・いい担当者を見つけましょう。
ガンバル不動産のメール相談窓口はこちらから!
土地は売らない、人生の舞台を売る
磐田のガンバル不動産でした。
では!