いまはもう夕方。
隣のリビングからTV番組「ビフォーアフター」の女性の声が聞こえてきます。
「何と言うことでしょう・・・!」の声。
(壁が薄いのか?)
相続した福田の空き地(遊休地)をどうするか
という相談を最近よくいただきます。
福田で不動産業を開業してやっと1年ちょっと。
ぼちぼち認識していただけるようになったと実感しています。
ありがたい話です。
開業前に知人から
「よくやるね~福田で!(お前バカ?)」と
応援メッセージをいただきました。
応援のおかげでここまでやってこれました。
ありがとうございます。
さて、ガンバル不動産です。
■はたして「未公開物件」はあるのか?
「at-homeとかに掲載していない未公開物件とか、ありませんか?」と
住宅会社の営業マンさんから質問を受けたこともありました。
何となく甘い言葉ですね、「未公開●●」って。
そそる表現なんですが
現実の不動産業界では
その業者だけがひそかに持っている
「未公開物件」はありません。
■未公開物件がない2つの理由
●その理由1
売主様と不動産業者との間で
物件を売る契約(媒介契約)を結びます。
内容は
不動産業者は「契約の成立に向けて努力する」義務が発生します。
ということは
不動産業者は
「取り決めた価格で、より素早く買主を見つける義務」があるわけなので
買主を見つけるための告知行為(宣伝)をまったくせずに
自社だけで物件販売を独占するような行為は「義務違反」になります。
つまり
口コミも含めて、広告宣伝活動をしなければ売れるものも売れません。
未公開にすることは売主さんへの「義務違反」となります。
●その理由2
「会員登録をすれば未公開物件が手に入る」などと
うたっている会社があります。
うっすらお分かりかと思います。
あなたの個人情報を不動産業者に開示することで
特別扱いを受けられる印象
つまり、自分は特別な存在だと「優待感」を持たせる営業活動です。
あなたの希望エリア・予算・好みなどの
個人的な情報を入手するために
「未公開物件が手に入る」という甘い言葉を使うのです。
まだ会ってもいない人に
不動産業者が「あなただけ特別に」などと
優待する理由はどこにもありません。
■違う意味の「未公開物件」はある
売主さんからいただいた不動産の情報が社内でまだ処理できていない状態であれば
「未公開物件」のような錯覚になります。
「物件は有るけど、世に出す段取りをしている物件」ですね。
いうなれば「未処理物件」です。
これはガンバル不動産でもございます。
それでも媒介契約をいただいてから
7日以内には自社HPやat-homeなどにUPしています。
※追記
売主さんから
「オタクのHPには載せてもいいけどat-homeやSUUMOなどには出さないほしい」という物件があります。
売主さんから売却をしていることをご近所さんに知られたくないからですね。。。
これは「ポータルサイトに公開できない物件」であって
未公開物件とは違います。
■まとめ
これまで、インターネットが日常生活に入る以前は
不動産情報は不動産業者が独占していました。
ネット以前の消費者は不動産情報は不動産業者から得るしか方法がありません。
このような時代では「未公開物件」というフレーズは容易に効果をもたらしました。
しかし
大量の不動産情報がいつどこにいても
すぐに伝達可能な状態になっています。
実際には世間に「積極的に公開」しなければ
不動産情報を必要な人に伝達することはできません。
公開しなければ伝わらないわけですので
堂々と「未公開物件あります」と不動産業者が言っているのは
頭の●るい会社だと思っていいです。
「未公開物件」と言われ
その気になって飛びついたら「化け物物件」だったという物件もあります。
不動産業者の営業トークで
「実は未公開物件があるです、たいへんお得ですよ!」と
言い寄ってくる営業マンがいたら
「そんな得なら、なぜあなたが買わないの?」と
質問をしてみてもいいかもしれません。
今日は不動産業界の「都市伝説」的なお話でした。
では!
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「住まいには人生を変える力がある!」
磐田のガンバル不動産でした。