さっそく、先回の続きです。
今の家賃を目安に住宅ローンの「借入可能額」をチェックしよう
住宅ローンの借入額は
自分が毎月返済できる金額をもとに決めると安心だと思います。
もっとも今の家賃を返済可能額と比べるのはダメという先生もいます。
家賃は需要供給によって上がり下がりもあるものだから。
とは言っても、何か指標がないといくらぐらい払えそうかわかりませんよね。
なので私は、「家賃」を比較対象となるものとして考えます。
例えば、住宅ローンの毎月返済額が現在の家賃と同じなら
今まで通りの支払いができる可能性が高いはず。
ただし、アパート・マンションは管理費や駐車場代なども
支払っているので、その分を毎月返済可能額に足してみてください。
マイホームを手に入れられば管理費や駐車場は0円ですもんね。
このほか、現在マイホーム購入のための貯蓄などをしてきた人。
家賃を払いながらマイホーム貯金をしてきたなら
全額とは言いませんが、ある程度は毎月返済可能額に組み込むこともありですね。
■現在の家賃から見る借入額(目安)
現在の家賃 毎月返済額が家賃と同じ場合
6万円 2210万円
7万円 2580万円
8万円 2950万円
9万円 3320万円
10万円 3690万円
※住宅ローン金利0.75 %、35年返済、元利均等、ボーナス時加算なしの条件で試算。年収等の条件により表記金額を借りられないケースもある
住宅ローン借入額の目安が分かったら、先回お話した公式に当てはめましょう。
公式2 土地費+建物費+諸経費 ≦ 自己資金(贈与含む)+借入額
自己資金と借入額を足した金額がこれがあなたの「総予算」となるわけですね。
総予算のなかで土地と建物と諸経費をまかなえばOK!ということです。
次はどんな諸費用が土地と建物以外にかかるのかをお話しますね。