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「不動産業界のあるある」問題

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土地探しのお役立ち

2022年01月10日

「不動産業界のあるある」問題

あなたが気になる物件は他の誰かも気になっている!

SUUMOやHOME’S、at homeなどの不動産ポータルサイトなど、ウェブ上に掲載されている物件で今あなたはが気になっている物件はありますか?

もし、気になる物件があったなら、その物件の資料を取り寄せ、さらに実際に見に行きましたか?


まだ見に行っていないのでしたら、すぐに見に行ってください。

なぜなら、あなたが気になる物件はライバルさんも気になっているからです。

今回は「あなたが気になる物件は他のライバルさんも気になっている!」についてシェアします。


■「早く決めないと買われてしまいますよ」

「早く決めないと他の人に買われてしまいますよ」。これは買主に購入を焦らす不動産屋の常套句です。


この言葉を不動産営業マンに言われると、

「きたきた、よく営業マンのトークでしょ、その手には乗らないよ」と思うでしょう。ガンバル不動産も住宅営業マン時代にはそう思っていました。


「この業者、ちょっといやかも」

でも、「自分が担当しているお客様以外に検討する人はいないだろう」と思っていた土地が、急にネットから消えてなくなっていることがよくあります。


焦って元付業者さんに確認してみると


「あっ、それ、昨日買付入りました!(フガ)」とまさかの返事。土地は唯一無二のお買い物。悲しい週末になってしまうことを営業マンは多く経験しているのも事実です。


■不動産業界の「あるある」


これは、不動産の仲介業界では「あるある」なのです。


今まで見に来る人もなく反響すらない物件に、ひとりのお客様が検討を始めた途端、同時期に複数のお客様も検討を始めていて、その物件が取り合いになるのです。

「不動産屋の都合のいい出まかせやろぉ!」と思うかもしれませんが、これは事実です。


学術的なことになるのですが、この現象をユングの「共時性(シンクロニシティ)」というようです。


ですから、私は、

「早く結論を出さないと他の人に買われてしまいますよ」とは言わず、業界の「あるある」をお話しして


「あなたが買うべき物件なら購入できます」
「他の人が先に購入したのであれば、あなたが買うべき物件ではなかったのです」
「買うべき物件をいつでも買えるように心とお金の準備をしておきましょう」


と、いつも言っています。

■物件情報はスマホで多くの人が見ています


SUUMOやHOME’S、at homeなどの不動産ポータルサイトなど、ウェブ上に掲載されている物件情報はいつでもどこでも閲覧できます。

あなたが一生懸命探しているように、他の人も朝・昼・晩・移動中・会議中・食事中・寝る前・ベッドで目が覚めた時に、一生懸命物件を探しているのです。


あなたと同じような家族構成、同じような予算、同じような場所、同じ要望・・・・など、あなたと同じ条件で探している人がいて、あなたが「この物件いいなぁ!」と思っていると、きっとその人も「いいなぁ!」と思っているのです。


だから、あなたが気になってる物件は他の人もきっと気になっていることを自覚ください。


■まとめ


「早く結論を出さないと他の人に買われてしまいますよ」という営業トークの裏には、不動産営業マンの悲しい経験(先に買われてしまった)があることを頭の片隅に置いておいてください。

この言葉は、悪い意味では「たちの悪い営業トーク」ですが。よく言えば「営業マンの親切心」とも言えます。


「あなたが買うべき物件ならライバルがいようとも購入できます」から、相談すべき人に必ず相談してさくっと決断してください。

そして、購入を決断したなら「買付証明」を1分でも早く不動産屋にFAXしてください。


 
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「住まいには人生を変える力がある!」 今日もいつものガンバル不動産でした。