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「延滞あるけど自分大丈夫か?」問題   磐田の土地ならガンバル不動産

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お金の話

2022年03月09日

「延滞あるけど自分大丈夫か?」問題   磐田の土地ならガンバル不動産
「延滞あるけど自分大丈夫か?」問題   磐田の土地ならガンバル不動産

自宅の芝生、今年の夏に向けて2月からゴソゴソ動いています。


この時期の作業は


●冬の枯芝を10ミリぐらいまで刈り込む
●残った枯芝を取り除く
●地面に穴をあけて地中に空気を取り込む
●根っこに液体肥料を与える 毎週
●地面のデコボコに砂をまいて均す
●ローラーで平らにする
●有機肥料をまく


こんなことを3月までに終わらせておきます。


さて。ガンバル不動産です。 


今回は、「延滞履歴があるけど住宅ローンを借りられるかどうか」の話をシェアします。


■そもそもの話


「昔のことですけど携帯を止められたことがあります・・・」
「恥ずかしながら、数年前にギャンブルにはまって、債務整理したことがあります・・・」


「こんな状況ですが、住宅ローン借りられますか?」


銀行さんはあなたがどんないい会社にお勤めで、どんないい性格をなさっていても、どんなかわいいお子様がいたとしても、それは無視します。


銀行さんが信用できるのはあなたの「金融上の信用」だけです。


家族のために早くおうちを建てたい、そのお気持ちはわかるのですが、自分の金融上の信用が清廉潔白であると自信を持っている人以外は、確認しておいたほうがいいことがあります。


それは・・・・・・


「個人信用情報」の確認です。


自分の「金融上の信用情報」があやふやなまま、住宅会社の営業マンさんに「事前審査やっておきましょう?」という口車にのって、安易に「事前審査」をやってはいけません。


運よく「通過」すればいいのですが、事前審査で「否決」されたら、否決されたこと自体が信用情報に記載されてしまいます。


否決された銀行以外にもう一度事前審査をやってもいいのですが、違う銀行さんの窓口担当は「あっ、この人違う銀行で否決されてるやん、やばいかも、うちもやめとこ(謎の関西弁)」と思います。


■個人信用情報を取る

<延滞したことがある人は自分の今の状況をしっかりと確認することです。


ほとんどの方が自分の今の状況を確認せず、闇雲に事前審査に出して、結果全て落ちます。


一度落ちてしまった金融機関は再度審査に出せないことがほとんどです。


奥様にも言えないくらいの直視しづらい過去かもしれませんが、現在の自分の状況を把握しないことには今後の方向性が決まりません。

ざっくりとした流れをお話しします。


STEP1  今の信用情報を確認する


個人の信用情報は3つの情報機関に集約されます。


銀行さんは個人信用情報機関3つすべてに照会して、
自己破産・延滞などの記載があるかどうか確認します。

  • 株式会社シー・アイ・シー(CIC)
  • 日本信用情報機構(JICC)
  • 全国銀行個人信用情報センター(KSC)

この3つの信用情報機関にどうやって照会するか?


カンタンです、自分ですべてできます。というか、本人でないと相手にしてくれません。大事な個人情報ですから当然ですね。


この3つすべてで確認がとれるまで、絶対に事前審査をかけないでください。


STEP2  どのように進めるか決める


情報機関から書類が戻ってきました。


やばい記載があるかないか、記載内容をもとに今後どのように行動していくかを判断します。


何もなかったら、自信をもって事前審査をかけてみましょう。


問題がなかった人は気持ちよくおうちづくりをはじめましょう♪


CICの場合です。


 入金状況の記号  意味
請求日に口座に入金があった
P 請求日に口座に一部のみ入金があった
A 請求日に口座に入金がなかった
R 請求日に契約者以外から入金があった
B 契約者の事情とは無関係で入金がなかった
C 入金なしで原因も不明
請求も入金もなし(カードの利用がなかった)
空欄 カード会社からの情報の更新がなし



入金状況の記号はぜんぶで7つあって、$、P、A、ー、の4つが特に関係します。


「ちょっとぐらい遅れても別に平気だろー」と思っていると痛い目にあいます。


PやAの記号はカード会社の請求日から1日遅れただけでもCICに登録されてしまいます。信用情報機関から届いたお手紙に とかとか勢いよく載っていたら新規の住宅ローンはかなり厳しいと思ってください。


大金をあなたに貸す銀行さんは、「この人にうちのお金を30数年間も貸して本当に大丈夫だろうか?」と考えます。その根拠になるのはあなたのこれまでの信用情報が頼りです。


STEP3 やばい履歴があったとき


やばい履歴が記載されていたら取るべき方法は2つです。


方法1 やばい履歴が消えるのを待つしか方法  ほとぼりを待つ、ということですね。


直近で、何年の何月に「$」以外の記号があったのか、情報書面を見ればわかります。


その月から最低でも「5年間」は住宅ローンは組めません。自己破産なされた人は破産宣告を受けて、かつ官報に載ってから「10年間」は無理です。



方法2 他の人で住宅ローンを借りる


自分以外の家族で収入がある人がいて、かつ、年収も必要額あって、信用情報が身ぎれいな時は、その人で住宅ローンを借りるという方法もあります。


数年も待たずに「最初からそうしとけよ」、という話かもしれませんけど。



STEP4  ほとぼりが冷めたとき


やってしまってから5年が過ぎました。念のため、数年ぶりに信用情報機関に照会します。


何もなければ晴れて住宅ローンが組めそうです。金融機関を慎重に選んで事前審査を出してみます。


●銀行系の場合は、事前審査が承認になればそのまま本審査も通る可能性が高い
●フラット35の事前審査結果が「留保」の場合は本審査で落ちる可能性がある


手順はこの4つです。


■まとめ


やばい過去がありそうな人は、ひとまずは全体の流れを把握して、信用情報を照会することからはじめましょう。


この手順通りに進めていけば、過去の延滞が理由で住宅ローンの審査に落ちることはありません。(延滞以外の理由で落ちることはもちろんあります)


やり方とか不安な人は、困る前にガンバル不動産にご相談ください。