空気が少しひんやりつめたい、そんな朝です。
こんにちは、ガンバル不動産です。
いつも「ゼロはじブログ」をお読みいただき、ありがとうございます。
今日のお話は「共有名義」についてです。
■夫婦の共有名義について
夫婦共働きの場合
マイホームを手に入れるとき現金払いでない限り
住宅ローンを組みます。
それぞれの所得を合算して住宅ローンを組んで
共有名義にする人も少なくありません。
■共有名義とは?
まず、住宅を取得すると、必ず不動産登記をします。
むろん、住宅の所有権を持つ人が名義人です。
ただ、名義人は必ずしも1人に限定する必要はなく、
2人以上で共同所有することもあります。
これを「共有名義」といいます。
■購入資金を出した人が名義人になる
通常、不動産の所有権名義人は
購入資金を出した人がなります。
その持分は、各人が出した資金の額に応じて決まります。
たとえば、
共働き夫婦が3000万円の分譲住宅を以下の方法で購入したとすると・・
・現金1000万(夫500万円、妻500万円)
・住宅ローン(夫1500万円、妻500万円)
・夫分計=500+1500=2000
・妻分計=500+500=1000
・持分=夫2000/3000 妻1000/3000
この場合は、名義人は夫が2/3、妻が1/3が妥当です。
■それぞれが住宅ローン減税の対象
住宅ローン減税も
ご主人と奥様が別々に申告できるので
それぞれの勤務先の年末調整で
所得税ないし住民税が還付対象になります。
■贈与税の関係
実際に資金を出した人を名義人にしないとどうなるか?
夫婦間であっても贈与税非課税枠110万円を超えた分は
贈与とみなされたりします。
その逆で、資金を出さない人を共有名義人にするのも
贈与とみなされますよ。
■離婚したとき
共有名義で気をつけたいのは、夫婦それぞれの道を選択されたとき。
マイホームが共有になっているため
ご自宅を「財産分与」することになります。
マイホームの財産分与の方法
●マイホームを売却して現金で分けるか
(1回チャラにする)
●不動産を分けた一方が相手に現金を支払う
(お金を払ってそのまま住む)
最近、この手のお話がたくさんあるそうです。
(日本の離婚率35%!)
共有名義は、こんなこともあると覚えておいてくださいね。
朝からいやなお話でした、すいません。
ガンバル不動産でした!
いつもあなたのそばに。
では!
※税金のお話は最寄りの税理士さんにご確認くださいね