おはようございます!
ガンバル不動産の大場です。
今日は深夜から雨模様ですね。
お花見、昨日やっておいて正解でした。
今日は、土地を選ぶときの基準についての話をしていきます。
「将来の収入が増えない前提で家を建てる」
というのはリスクがつきもの。
冒頭からキツメのこと、おっしゃいます。
想像したくないですが
誰も否定できないですよね。
このことを前提にすると
「将来にわたって住宅ローン完済できるだろうか・・・?」と
不安がつきまといます。
勢いに任せて家を建てて
住宅ローンが払えずに
泣く泣く手放すことになる人もいるそうですからね。
そうならないためのツール
→『ライフプランシート』があります。
決まっている未来を数字に落としこみ、
未来にわたり住宅ローンの返済ができるかどうかを知って
「覚悟」を決めるシート。
(この話は別に機会にします)
さて本題。
土地選びのリスクヘッジというものがあります。
それを今日はお伝えしておきますね。
「こういう考え方もあるんだ~」程度に
参考にしていいただければ幸いです。
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家を建てる立地でリスクヘッジする方法
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寒い冬、薪ストーブライフを楽しみたい人がいたとします。
薪の確保や炭の臭い(匂い)を考えると、
彼の理想は田舎暮らしでした。
炎のゆらめきに心癒され、
ストーブの前のロッキングチェアに座り
いつの間にか、寝入っている。
自然がいっぱいあるところで、
子供たちが伸び伸びと遊びまわれる環境で
ゆったり暮らしたい。
自然豊かなところの方が土地が安いため、
土地代も安くなるよね。
だがしかし…
実際に土地を買ったのは
駅チカ というのはおこがましけど
適度にインフラが整っている田舎の街。
「最初の理想はどこへ行った!?」って感じです。
これは、土地を検討しているときに
“ある不安”を感じたため。
ある不安とは田舎暮らしを決行した場合、
「生活のために車が必須」になります。
車の維持費って意外と高くつきます。
・車検 15万/2年
・税金 34,500円/年
・自動車保険 月5,500円
・ガソリン 月10,000円
・車のローン 月25,000円
これくらいの金額がかかっていて、
毎月の負担を計算してみると・・・
49,625円。
乗用車一台を持っているだけで、
月5万円もお金がかかっているのです。
もしも、の世界になるわけすが
・勤務先が倒産
・職がなくなったとき
・病気とケガで長期入院
・何らかのアクシデント、とか。
マイホームを手放さないためにできる大きな節約と言えば
月5万円も維持費がかかる車を手放すことでしょう。
自然豊かな田舎暮らしを選んでしまったら、
車を維持することが必須になるため、
たとえ土地の代金が安いとしても
車を手放したくても手放せない
リスクをかかえこむこともあります。
また、
不便なところに住むということは
子供の通学に時間とお金、夜道の不安があります。
通勤や通学の交通費と時間、大学の下宿費用もバカになりません。
駅が近く、交通に便利な場所であれば、
通勤や通学費にかかる費用も削れます。
スーパーが近ければ、
高齢になって車が運転できなくなったときも
歩いて買い物に行けます。
万が一も万が一、
もし連れ添いが亡くなって
ひとりになった。
マイホームを売って現金を作りたいときに
田舎と街のどちらが売りやすいのか。
こんな感じで、
【土地選びでもしものときのリスクヘッジと
将来的コストをさげておく】
ということも考えておくというお話です。
誤解しないでくださいね。
ガンバル不動産は田舎暮らしを
否定するものではないです。
福田だって立派な田舎ですもん。
「ふーん、そういう考え方もあるんだね」
くらいに思ってもらえれば、と思います。
今日は、
【土地選びでもしものときのリスクヘッジと
将来的コストをさげておく】
という話でした。