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宅建士ってなに?2      磐田市福田の不動産専門店ガンバル不動産

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不動産業界のしくみ

2019年06月10日

宅建士ってなに?2      磐田市福田の不動産専門店ガンバル不動産

宅建  宅建士の仕事  

いつもガンバル不動産の「ゼロはじブログ」をお読みいただき、
ありがとうございます。


昨日から「ゼロはじブログ」へのPV、すごいことになってます。
みなさん おひま?


そんなことはないと思いますが、昨日の続きの話をシェアします。


不動産業者につきものの「宅地建物取引士(宅建士)」。
仕事やら試験内容などお話ししました。


もう少しディープなこと、お話しします。


■営業マン、宅建持っていないと恥ずかしい


不動産屋に勤めている営業マンが
宅建資格をもっていないことは恥ずかしいことです。


新人さんならしょうがないですが


ベテラン営業マンで持っていない人は
自分は職業に誇りと責任を持っていないことをあらわします。


「自分は持ってないんです…部下は持っているんです…。」と
聞いた瞬間に
信頼度がダダ下がりませんか?


そういう人に限って


「宅建なんていらない」「資格なんて無くても土地は売れる」と声高々に言います


たしかにそうなんですが


「次の人が待っているので返事は今日ほしい」
「土地は水ものなんで売れちゃってたらごめんなさい」


宅建を持っていない営業マンほどイケイケで

契約をグイグイ迫ってきます。


こういう営業マンに限って
知識が断片的で、間違った知識を平気で話します。


(不動産の知識だけでなく、住宅ローンの知識もテキトー)


なにより宅建の資格がないと


重要事項説明書にその営業マンの名前が載ることはありません。
つまり、宅建業法上での責任が一切発生しません。


ということは

どんなひどいことをしても
宅建法上はその営業マンは取引について無責任なわけです。



もちろん


宅建を持っていなくてもキチンとできる営業マンもいます。

でも、わざわざその宅建持っていない●ソみたいな営業マンから購入しなくても…なんて思ってしまいます。


住宅会社で宅建を持っている営業マンがいます。
営業マンから宅建士と書いてある名刺をもらったらほめてやってください。


「すごいですね~!」


事実、朝から夜まで仕事をして休みの半分を宅建の勉強をして
ようやくとったと想像します。


家を販売するためなら宅建はまったくいらないです。
宅建の試験科目を学ぶことは「家や土地全体の視線が広がる」から。


(たいていのハウスメーカーの店長さんは持っていると思いますよ)


■他の資格ももっている



宅建の資格を持っている人は、だいたい他にも資格を持っています。


まわりを見てみると


宅建を持っている人はほとんどといっていいくらい
他の国家資格を持っています。


●FP
●二級建築士
●行政書士
●測量士補
●土地家屋調査士


きっと自分の価値に対する意識のちがいなんだと思います。



基本的に「人生はずっと学び」という姿勢があって
お客様・会社・自分への責任を感じて仕事をしているんだ思います。



尊敬はしますが、宅建は持っていない不動産業界○○年の大ベテラン営業マン。


もちろん資格だけがすべてではありません。
経験から学ぶことも大切です。


ただ、基礎を理解していない経験の積み重ねは、すごく場当たり的です。


宅建士の資格を取得するために一定の努力が必要です。
時間を割いて勉強しないと本当に受かりません。


おそらく、ほとんどの営業マンは業務と勉強を両立させながら合格を目指します。


そして、それを乗り越えて合格することは
信頼を寄せてくれたお客様に対しての義務であり
誠実に業務に取り組む姿勢のあらわれだと思います。


■まとめ



不動産は極めて高額です。おそらく人生で一番高額の買い物のはずです。



人の一生を左右するとも言える不動産は、
「誠実さ」や「一生懸命さ」だけで、取り扱ってよいものではありません。


(「誠実さ」や「一生懸命さ」なんてこの仕事では当たり前です)



その責任の重さを考えると、絶対に宅建取引士の資格は必須なんです。


正しい知識の上に積み上げた十分な経験こそが
不動産営業マンとしてお客様に求められ、役にたつものだと考えています。



もし土地やおうちを購入するなら、そんな営業マンを探してください。


■持っていてもどうしようもない資格


持っていてもどうしようもない4つの資格。


(ガンバル不動産の偏見です、活かしている人がいたらごめんなさい)


不動産営業マンは持っている資格をなんとか名刺に書きたいものです。
自分に自信になるものがないから。


名刺をもらって名刺に書いている資格がどんなものなのか知らないと
ぱっと見て「なんかすごそう!」と勘違いしてしまいます。


以下の4つの資格は持っていても、なんてことない資格(ほぼ意味なし)です。


●住宅ローンアドバイザー
●住宅ローン診断士
●住宅建築コーディネーター
●損害保険募集人


ひとつずつ説明してみます。


① 住宅ローンアドバイザー

テキスト見ながら問題を解いて、全員が受かる系の民間資格。
登録料で資格主催者が儲ける資格ビジネス系の資格です。


この資格持っていても住宅ローンにくわしいわけではありません。


② 住宅ローン診断士


この資格も民間資格。
上と同様に資格ビジネス系の資格。


いわゆる字が読めれば全員合格する系の資格です。
持っていても、住宅ローンはまったくくわしくないです。



③ 住宅建築コーディネーター

この資格も民間資格。内容は不明。
この資格持ってたら何かいいことあるんでしょうか、まったくわかりません。


④ 損害保険募集引受人資格。


テキスト見ながら問題を解くため、字が読めれば誰でも合格します。


この資格を持っていないと、火災保険の紹介・取扱ができません。
不動産会社で割高な火災保険を紹介したいため、不動産営業マンで持っている人は多いです。


ちなみに、不動産会社で火災保険を紹介するために取得しているだけなので
この資格を持っていても火災保険に詳しいわけではありません。



買いたい新築戸建て、お金の心配など一歩前に出る前のご相談はいつでもどうぞ、お聞きしますよ。




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※大場の保有資格  

・宅建←2回目でとった 
・2級建築士←日建学院60万円でとった 
・行政書士←必死でとった
・測量士補←高校生と一緒に受験した


ガンバル不動産でした!
いつもあなたのそばに。 では!