吹き抜ける風が肌をさします。
今日も最高の一日になる予感がします。
おはようございます、ガンバル不動産です。
「事前審査について相談したいです」というお客様がけっこういます。
ガンバル不動産は不動産屋ですが、前職が住宅営業マンですので、
この手の話は得意です。
ガンバル不動産おおばの実体験+住宅ローン事務担当者から直接聞いたことをお話します!
今回は、住宅ローンの事前審査に「一発で落ちる」理由をシェアします。
■1発で落ちる理由
銀行にローンの事前審査に出したのに落ちた。
「へぇ、なんで自分が?」と思いますよね。
でも銀行は事前審査に落ちた理由を教えてくれません。
1.絶対に住宅ローンの審査に落ちる原因(一発でアウトなやつ)
「信用情報機関」に「異動」の文字があると、これはもう一発でアウトです。
絶対に住宅ローンの審査に落ちます。
「異動」はクレジットカードの支払いなどの延滞が
2か月以上あると個人信用情報(CIC)に書き込まれる可能性があります。
※信用情報機関は日本では3つ
●全国銀行個人信用情報センター
●割賦販売法・貸金業法指定情報機関(CIC)
●日本信用情報機構(JICC)
たとえ年収1億円の人でも、お堅い公務員さんでも、お勤め先が一部上場企業でもダメです。
「異動」=「ブラックリスト」と思っていただけたらわかりやすいかと。
異動があるとほんとにダメです。
どの金融機関に住宅ローンの事前審査を出しても落ちます。
それも情け容赦ないスピードで(即日とか数時間とか)。
2,いくつかの組み合わせで落ちる可能性が高くなる原因
ここからは、決定的なひとつの理由ではなく、
いくつかの組み合わせで住宅ローンの審査に落ちるものを書いていきます。
「これがあったら住宅ローンの審査に落ちる!」ていうものはありません。
経験上、住宅ローンの審査に落ちる方は、いくつかに該当していました
(1)個人信用情報に関係するもの 2パターン
① 過去に借入れ(特に消費者金融)があって返済が遅れたことがたびたびある
消費者金融からの借入れは過去なら大丈夫。
(でも返済に遅れがないのが前提ですけど)。
「基本的には」という書き方をしたのは
消費者金融から借りていたこと自体がダメ、という銀行が一部あるからです。
消費者金融からの借入れが過去にあって
返済が遅れたことがよくあった場合はかなりきびしい状況になります。
ご自身の個人信用情報にご不安な方は
上記の各指定信用情報機関のwebサイトからご自身で請求できます。
② 現在、消費者金融に借り入れがある
金融機関によっては、消費者金融に借入れがあるだけで
速効ダメなところもあります。
一般的に都市銀行(メガバンク)は、傘下に消費者金融を抱えているくせに
そこからのキャッシングがあるだけで住宅ローンの事前審査に落とします。
アイフル、アコム、プロミス、レイク、バンクイック、モビット、オリックスクレジット など。
全くどうかしていますが、貸してくれなければしょうがない。
実際に現在借入れをしていなくても
キャッシング枠のあるカードを保有していること自体をNOという銀行もあります。
事前に申告しておくか、事前審査前に解約しておくことで対応してください。
(2)借り入れ希望額の上限に関係しているもの 2パターン
① 返済負担率いっぱいの申込み
銀行は、「この年収に対して、これくらいなら貸してもいい」という数値を決めています。
この割合を、返済負担率といいます。
たとえば 年収400万円の方なら、
1年間に住宅ローンの返済にあてることができるのは年収の何%まで、という感じで。
返済負担率が上限を超えた借入れの申込みをすると
減額を求められたり、ろうきんのように融資期間を40年返済に、とか
審査がきびしくなります。
もっとも年収から計算する借入可能額はあくまで目安ですよ。
② ほかに借り入れ(ローン)がある
消費者金融では借入れがないけど、別のローンがある場合があります。
それはこんなものです。
●クルマやバイクのローン
●ショッピングのリボ払い
●投資用マンションのローン
●携帯電話の本体・・・など。
クルマのローン、リボ払いなど、返済負担率に算入して<計算します。
これらのローンを残しておくと
必要な分だけの住宅ローンが借入できなくなるので注意してください。
自己資金で一括返済できるならそうしておきましょう。
マイホームは「自己資金ゼロ」でもいけますから。
※ほかのローンの支払いが遅れると信用情報機関に「事故」の
情報が載ります。そうなると住宅ローンの借り入れは厳しくなります!
■まとめ
住宅ローンは30年から35年にわたって返済していきます。
その長い間、「この人に貸して大丈夫かな~」と金融機関は考えます。
その時に見るのは借りる人の「過去の借入の歴史」です。
信用情報にキズや事故、遅延、延滞などが載っていると
金融機関は不安に思い、融資をためらいます。
その人がどんなにまじめでいい人、大企業に勤めている、地域で信用されていても
過去の信用情報にキズがあればダメなんです。
もし、これからマイホームを建てるとして自分の信用情報に不安をお持ちなら
ネットや郵送で自分の経歴を調べる方法があります。
土地やおうちを買う前に、ご相談してみてください。
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ガンバル不動産でした!
いつもあなたのそばに。
では!