朝イチで住宅会社様にご依頼のあった
土地資料をお届けにいきました。
いつもの道をスイスイと走っていると
バリケードが張られています。
「何? 事件?」
と思ったら「ジュビロマラソンの日」でした。
ボランティアの皆様 朝からごくろうさまです。
さてガンバル不動産です。
小冊子の原稿「2-2-2 小冊子のドツボ」の話です。
■年と予算は増えるもの
おうちづくりは「おうちファースト」、でした。
建てたいおうちをいちばん建ててくれそうな
住宅会社や工務店さんを選ぶことからはじまります。
住宅会社・工務店さんを選んだら
具体的なおうちの話をしていくことになります。
建てたいおうちの理想の姿を伝えたあとは
お金の話を詰めていきます。
全体の予算の上限が決定したら、建物予算をそこから引き算します。
残った予算の中で「土地費用」+「諸経費」を捻出することになります。
土地の費用は物件資料からはっきりわかりますが、
諸経費は計算してみないとまったくわかりません。
土地によってかかる費用もかなり変わります。
家を既に建てた先輩に聞いても
「諸経費は・・・いくらかかったかな、ざっくり500万ぐらいかな?」と
けっこうアバウトに答えます。
この先輩のおうちづくりの諸経費は
実のところ「789万円」だったとしたら?
500万円を間に受けて、残った予算で土地を探したらどうなるか?
289万円ショートしてしまうので
借入をその分追加しなければなりません。
返済額は約8,000円しか増えません。
「フン、8,000円か~、大したことないな」と
思ったあなたはドツボにはまります。
おうちを手に入れるまで、まだまだ先は長いのです。
8,000円程度と思う心のゆるみがドンドン拡大したとしたら?
そもそも、おうちづくりの予算は
「増える方向に進むか?、減る方向に進むか?」。
どちらに進むと思います?
こんなかんじです。
ママ「わぁ~、このキッチンのこれがすてき!ねぇ~こっちのキッチンのこれにしたいわ」
パパ「(つか、思いっきりOPじゃん、予算が増えるぞ)そうだよね、ママがいいほうにしようね!」
ママ「ありがとう、パパ大好き!」
おしゃれなメーカーさんのキッチンをみれば
多少予算が増えても、かわいい奥様の目が
キラキラするものを選んであげたくなりますよね。
(めったにほめられないパパだから舞い上がる)
おうちの設備だけでも気を抜くと
あっというまに予算は増えるのですから
数百万円にもなる諸経費は
細かめに計算しておかねばなりません。
■たとえばの諸経費
諸経費の内訳を細かく積み上げてみましょう。
諸経費の内訳の例)
●屋外給排水工事
●屋外電気工事
●上水道引込工事(水道の引込がない場合)
●水道加入負担金(同上)
●下水道接続工事(下水道の最終枡がない場合)
●浄化槽設置工事(下水道は敷設されていない地域)
●都市ガス工事(オール電化にしない場合)
●地盤改良工事(地耐力によって)
●土地造成工事
●外構エクステリア工事
●テレビアンテナ工事(地デジ・BS)
●エアコン工事
●カーテン工事
●照明器具工事
●家具調度品類購入費用
●電化製品購入費
●銀行事務手数料
●融資保証料
●つなぎ手数料+金利+収入印紙
●金消契約の収入印紙
●火災保険+地震保険
●土地仲介手数料
●土地売買収入印紙
●土地+建物の表示・保存登記料
●住宅ローンの抵当権設定登記
●地鎮祭の費用
●上棟式の費用
●引越しの費用
●お祝い返しの費用
●不動産取得税
●固定資産税+都市計画税
●敷金の清算費用・・・ まだあるかも
土地の状況によって、これらの諸経費は上下します。
諸経費が上下すれば、住宅ローンの借入額も上下します。
借入額が上下すると、毎月の返済額も上下します。
■ハマる人の特徴
こんなに諸経費が掛かるのですから
甘く見るとハマるわけですよね。
「住宅会社・工務店の担当さんがちゃんとやってくれるはず」
そう思った他人依存型のあなた、さらにハマりますよ。
諸経費項目の予算や全体の予算管理をするのは
営業マンではなく建てる人がしなけばいけません。
営業マンさんは「サービスの一環」でやっているだけなので
ポカがあったとしても責任を負わせることはできません。
ここ、よく勘違いする人が多いのです。
諸経費を含めて全体の予算管理をするのは
「あなた」以外にいないのです。
(たまに営業マンのせいにする人がいる)
2章 土地探しのドツボ
■お金のドツボ
■諸経費のドツボ ←今回の話
■臭いのドツボ
■方位のドツボ
■東南角地のドツボ
■地面の中のドツボ
■条件付き土地のドツボ
■業者のドツボ
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