少しだけやせた？気分です。
さてガンバル不動産です。
小冊子 だいぶさぼっていますが
ぼちぼち書きますね。
今日は臭いのドツボについて、です。
2-2-3 臭いのドツボ
■明日は引越しだ
晴れて引越し。
いよいよ明日から新居です。
という気持ちには工事の途中からなくなれません。
むしろ、完成なんかしてもらいたくないのです。
今の心境は
晴れやかな空ではなく、
どんよりした「冷たい雨交じりの曇り空」の感じです。
その原因は自分ですから、余計につらい。
■富士山の見える高台の土地
買った土地の周辺は茶畑が四方に広がり
見晴らしのいい高台の土地です。
晴れた日には北東宝庫に富士山が見えます。
希望していた土地の予算よりも500万円も安く
かつ 市街地の倍ほどの広さの土地が手に入るのすから
飛びつくように決めたのも、今思えばしょうがなかったかもしれません。
それまでにさんざん見てきた市街地の土地のどれもが
「せまい・たかい・うるさい」の三拍子だったから。
「子どもをのびのび育てたい！」
土地への思いは「日常の便利さ」よりも
「子育てにとっていい環境」を
と夫婦共通の考えでまとまっていました。
市街地は何かと便利なのでしょうが
自分たちには向かないなと思っていたところに
高台の土地を紹介していただきました。
行ってみると「ひろい・やすい・しずか」。
まさに即決してしまうほど
探していた理想の土地だったのです、ある一点を除いては・・・。
■ニオイ 匂い 臭い
ロケーションが高台と言うこともあり
見に行った日はニット帽がすっ飛ぶほど
風が強い日でした。
「やっぱ高台だから風が強いよね~♪」
土地の裏手の雑木林の向こうに畜舎らしきものが見えました。
風の音のすき間をついて、エサを求める豚さんの鳴き声が聞こえていました。
鳴き声は車窓を閉め切ると聞こえなかったので
「日常生活で負担に感じることはないな」と判断しました。
そのときは畜舎のニオイはまったく気が付かなかったのです。
ひょっとすると風向きや天候があるかもしれません。
業者さんは、それを見越して
風のやや強い日に土地案内をしたのでしょうか？
今となっては後の祭りです。
土地を買うときの重要事項の説明で
「近くに畜舎がある」ことは聞いていました。
そのことには納得して印をついたのです。
「鳴き声ぐらい平気。ニオイもあまり気にならなかった」
畜舎から想像できる「ニオイと鳴き声」よりも
「ひろい・やすい・しずか」で頭のなかがいっぱいでした。
「これで理想の土地と家が手に入る！」
心が「冷たい雨交じりの曇り空」というのは
おうちの工事中見学しに行った時の空模様です。
風はほとんどなく、傘をさすまでもないほどの雨交じりの曇り空。
ニオイ 匂い 臭い、どれも においです。
動物の排せつ物のニオイは「臭い」と書きます。
強烈なニオイに卒倒しました。
大工さんもマスクを着用して作業しています。
マスクをつけてもいても、気休めにしかなりません。
大工さんに申し訳なくなるほど
それくらい強烈なニオイなのです。
私「不動産屋さん、ニオイがすごいんですよ（文句）」
業者さん「すぐに馴れますよ、ニオイも鳴き声もね、それに事前に説明もしましたよね！」
学生時代にJRの線路沿いのボロアパートに住んでいた経験があるので
騒音は1週間もすれば耳が馴れることを体験しています。
■後の祭り
臭いもきっと馴れるかもしれません。
でも、馴れるまで我慢ができそうにありません。
お洗濯もお布団も一生外に干せません。
庭先でのBBQもニオイを気にしながらやることになります。
遊びに来てくれた友達にも不快な思いをさせるかもしれません。
風景はのどかでいい場所なんですが、ニオイだけはごまかせません。
一生ここに住むことを考えると
心は「冷たい雨交じりの曇り空」です。
500万円に魅かれて土地を買いましたが
住む前から後悔しています。
「家なんかいらない！」
臭いのドツボの話でした。
2章 土地探しのドツボ
■お金のドツボ
■諸経費のドツボ
■臭いのドツボ←今回の話
■方位のドツボ
■東南角地のドツボ
■地面の中のドツボ
■条件付き土地のドツボ
■業者のドツボ
LINEでお友達になろう
←クリック※おうちと土地のことでガンバル不動産に相談したいあなたへ
ガンバル不動産のメール相談窓口はこちらから！
土地は売らない、人生の舞台を売る
磐田のガンバル不動産でした。
では！