いいこと、残念なこと、うれしいこと、悲しいこと。
明日はもっといい一日になると思って
ガンバル不動産は続きます。
さて,「ゼロはじブログ」は 「土地の買い方がわからない」の最終回です。
■土地を買うことと時間の関係
先回の必要書類の準備もとっても大事なことですが、
それ以上に大事なのは「時間」ということです。
この「時間」を甘く考えていると、最後につらい思いをします。
幸せに暮らすための家づくりが
土地決済に間に合わすための「間に合わせの家づくり」に変わってしまいます。
こうならないように注意しましょう。
■とにかく時間がないんだ
土地を契約してから、土地の決済までの時間。
長そうに見えて、決して長くはありません。
※土地の決済=残代金を支払って所有権を移転してもらうこと
土地を契約してから決済までの日数は基本的には1ヶ月です。
売り先の不動産屋さんに地主さんと交渉してもらって
期間を長くお願いしてもらっても2ヶ月が限界です。
たった1~2か月の間に「建物の中身」と「資金計画」まで全部決めて
金融機関に3点セット=「土地の契約書+重要事項説明書+建物の契約書」を提出し
融資の承認(=間違いなくあなたに融資しますよ)をもらうために
●所得証明
●住民票
●印鑑証明
●転職されていたら職歴書
●融資申込書
●土地の契約書・重説
●建物の契約書 ←この段階ではまだない
●資金計画書 ←この段階では未確定
などの書類が必要です。
融資承認を得たとして「土地つなぎ」で
土地の残代金を支払う人は
さらに土地つなぎの契約を取り交わさなければなりません。
融資承認まで2~3週間、土地つなぎの融資実行まで1週間かかります。
民間の金融機関の場合でもこれくらいの日数がかかるのですが
「フラット35」で住宅資金を用意される人は
最低5~6週間もかかります。
つまり、決済までの1か月の時間から2~3週間を引くと
実質2週間程度しか時間がありません。
お客様も焦りますが、営業マンも焦ります。
■建物を決めるまで
「建物ってそんな簡単に決まるもの?」
膨大に決めなくてはいけないことがある建物のことを
わずか数週間できめなくてはいけないのです。
●どんな住宅会社があるのか調べる
●気になった会社の見学会やオープンハウスに参加する
●数社の住宅会社に相談する
●住宅会社を決める
●住宅会社の間取りの打合せをする
●住宅会社から概算見積りをもらう
●検討する
●とりあえず決める
●概算見積りで契約する
といいますか
概算見積りで契約するしか
30日後に控えている決済に間に合わないのでです。
本当は概算見積りで契約することは
自分の首を絞めることになりかねません。
設備や仕様が決まっていないので予算が未確定です。
予算が上振れしても大丈夫ならいいのですが
大抵の人はよくないのです。
そうすると、どこかで超過した予算を調整しなくてはいけません。
●建物の大きさを変える
●設備と仕様のグレードを落とす
●借入をさらに増やす
●外構予算を削る
●家具を関家具からニトリにする・・・。
ガンバル不動産的にはお勧めしていないのですが
しかたありません。
でも、解決する方法はないのでしょうか?
■理想の姿は「おうちファースト」
時間の無さを解決する方法は
土地を決める前に建築会社を決めていることです。
土地よりも先に手に入れたい暮らし方を決めて
それを一緒に実現してくれそうな住宅会社を決めておくこと。
そして、その住宅会社といっしょに土地を探していく。
注文住宅なら、望む暮らし方と土地の形にフィットする家を設計していく。
規格住宅なら、基本プランがスポッとはまる土地を探していく。
ガンバル不動産が言うところの「おうちファースト」です。
土地を決める前に建築会社を決めておくと
時間に制約されないので
家づくりの過程そのものが楽しめます。
時間に追われて家づくりをすると
「決済に間に合わせるための家づくり」に変わってきます。
これでは後悔の原因にもなりますし
何よりもお客様が家づくりを楽しむ事ができなくなります。
■最後に
住宅ローンを使って土地を買う方へ
まずやることは、土地を探す前に理想の住宅会社を探す事から始めましょう。
住宅ローンを利用して土地を購入する方法を紹介してきました。
現金で購入する方とは、土地の購入方法が全く違います。
●知らないで後悔した
●とにかく時間がなくて間取りが失敗した
●土地はいいけど家が不満だ
そのような声を多く聞いてきました。
土地から探す家づくりは、
「土地を買う前に建てたい家を決める」ことが大切だと思います。
もし良かったら参考にして下さいね。
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土地は売らない、人生の舞台を売る
磐田のガンバル不動産でした。
では!
あくまでガンバル不動産の経験にもとづいた
一方的な記事です。間違っていたらごめんさいね。