住宅会社様からのご要望に沿う物件を
実際に見てきて、ガンバル不動産流の調査シートにまとめます。
時間がかかりますが
住宅会社様にとっても「実際に現地を見ていない物件を紹介されてもねぇ」です。
さて、ガンバル不動産です。
先回まで
現金で土地を購入する人の土地の買い方
住宅ローンで土地を購入する人の土地の買い方
のお話をしてきました。
今回は
住宅ローンで土地を買うときの前準備の話をシェアします。
■土地を決めたら超忙しくなる
必要書類以外の準備も大事ですが
それ以上に大事なのは「時間」です。
この時間を甘く考えていると大変な思いをします。
幸せに暮らすための家づくりが
土地の決済に間に合わすための家づくりに変わります。
ここは注意して下さい。
土地を契約してから、土地の決済までの時間。
この時間ですが決して長くはありません。
1つの目安ですが、基本的には2ヶ月。
売主さんに交渉して、決済までの時間を長くお願いして貰っても3ヶ月が限界です。
この間に
建物を決めて、融資の承認と土地つなぎの段取りをすることになります。
土地を契約した途端に家づくりのスピードが一気に加速する。
これが住宅ローンを活用した土地の買い方になります。
■ハードな2か月
もしも、何も決まってなくて土地を買うと・・・
この2~3ヶ月間は超絶忙しくなります。
住宅会社選びのために
展示場見学、見学会やオープンハウスに参加する事から始まり
いいなと思った住宅会社と
要望のヒアリング 1回
間取りの打合せ 3回
設備の打合せ 1回
資金の相談 1回
こんな作業を数社の会社とするわけです。
1ヶ月は4週、土日は8回です。
2ヶ月だと16回。
この16回で、見学会の参加から住宅会社を決める。
そして間取りに、見積り、最後に契約します。
1社あたり5回打合せするとして
3社に相談すると15回になります。
週末が16回あるとして、そのうち15回も費やします。
ほぼ毎週土日はどこかの住宅会社と打合せって
かなりハードだと思いませんか?
どの家族も家づくりだけをしている訳ではありません。
仕事もあれば
家族との時間
子どものイベント
地域の行事(今年はコロナでないですけど) があります。
全てを家づくりに充てる訳にはいきませんよね。
■土地を決める前に家を決める
理想ですけが
土地を決める前に住宅会社が決まっているのが理想です。
これを「おうちファースト」といいます。
決めるまでも行かなくても、だいたい目星はつけておく。
この状態で土地を契約すると
●時間に急かされない
●じっくり話し合える
●気持ちに余裕が生まれる
という感じで、超絶ハードなはずの2ヶ月が変化します。
時間に追われて家づくりをすると、
判断基準がブレてしまいます。
理想のおうちづくり(自分のため)→ 決済に間に合う家づくり(業者のため)
これでは本末転倒ですよね。
誰のためのおうちづくりかわからなくなります。
「あ~やっちまった」という後悔の原因にもなりますし、
何よりも忙しいばかりで、当事者が家づくりを楽しむことができなくなります。
住宅ローンを使って土地を買う方へのお願いです。
土地を探す前に、理想の住宅会社を探すことから始めましょう。
■まとめ
3回にわけて、失敗する土地の買い方をお話してきました。
失敗の原因は、土地を先に買ってしまうこと。
たしかに
土地が無ければおうちを建てられないのですが
土地を探し始める前に「建てたいお家を決めておく」ことをお勧めします。
ここはすごく大事だと思います。
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では!