住宅の購入・入居希望者に大雨が降った際の水害リスクを説明することを
8月28日から不動産業者に義務付けると発表した。
豪雨による大規模水害が頻発する中、居住者が逃げ遅れるのを防ぐ狙いがある。
赤羽一嘉国交相は17日の記者会見で
「各地で大きな被害が発生している。住民に水害リスクを把握してもらうことが大変重要だ」と述べた。
浸水想定範囲や避難場所が示された市町村のハザードマップで
物件の所在地を説明するよう義務付ける。
説明を怠った業者に対しては、悪質な場合は業務停止命令などの行政処分を行う
ということです。
■磐田の水害ハザードマップ
このハザードマップは、
「ゼロはじブログ」で何度となくご案内している
磐田市のハザードマップです。
太田川流域の24時間総雨量が629.5ミリ時に
太田川・原谷川・敷地川が決壊したという想定で
洪水浸水の氾濫予想をしたマップ。
新幹線から南側はほぼ2色のピンク色です。
薄いピンクのエリアは 1~3M(ざっと最大1階の天井まで)
濃いピンクのエリアは 3~5M(ざっと最大2階の腰上まで)
しかも
氾濫した濁流は渦を巻き
流木や上流で被害にあった家のごみと一緒に流れています。
最近の球磨川の洪水を思い出してください。
■マップから読み取ること
磐田の福田に住むことは
当然のように水害や津波・放射能汚染のリスクがあります。
そもそも、日本に住むということは
幾多の災害リスクがあるわけです。
これを避けることはできません。
これを踏まえて
どう対処しておくかが問題です。
行政組織や地域の自治会ででできることには限界があります。
自分で何とかしなくてはいけません。
ハザードマップをどう読み取り、具体的な行動を、いつの時点でするか?
ご家族と話しておきましょう。
ガンバル不動産でした。
※マップは予想される浸水の区域と水深を示していますが
浸水の予想される区域やその程度は
雨の降り方や土地の形態の変化と河川の整備状況などにより変化することがあります。
使用にあたっては自己責任でお願いします。