もともと暖冬なので、なおさら厚いコートをぼちぼちいらなくなりますね。
さて、ガンバル不動産です。
今回は不動産を買うときのリスクについてシェアします。
不動産を買う「法的なリスク」とは?
土地や新築分譲住宅(建売)の購入にあたって
●どんな土地がいいのか?
●どこの住宅階の建物がいいのか?
●住宅ローンは変動か?固定か?
●どこで借りるの?
●ローンは何年で組む?
など建築的な観点やファイナンシャル的な観点からのアドバイスは良く見ます。
一方で
法的な面でのリスクについて考えたことはありますか?
たとえば
●売主がなりすましだった(大手ハウスメーカーもだまされた)
●売買契約したけど、自分の権利にならなかった
●居座っている不法占拠者がいた
●必要な申請をやっていなかった
●そもそも買える資格がなかった
といったところでしょうか。
実際の取引の現場では
そのような事態になることはほぼありません。
そうならないように
不動産業者や司法書士などの専門家が
リスクを回避する段取りをしているのです。
■リスク1 完全な所有権が手に入らない
一般的な不動産の契約書には
「売主は、買主の完全な所有権を阻害する一切の負担を引渡しまでに排除する」という内容の文言があります。
売主様が住宅ローンを組んで買っていた場合
銀行の「抵当権」というものが付いています。
抵当権とは
「借主の支払い状況によっては銀行が不動産を競売にかけることができる」という超強力な権利です。
せっかく手に入れたおうちも
「競売」にかけられてしまうと
その家から出ていかなければならなくなってしまいます。
このため
売主さんが住宅ローンを完済していたとしても
登記事項に抵当権がそのまま残っていることもあります。
売主さんは自分の不動産についている「抵当権」を引渡しまでに抹消して
買主様にはまっさらな所有権を引き渡す義務があります。
実際の取引の現場では
不動産業者が事前に銀行等に対して
売主様の「抵当権解除」(滌除)までの手続きを確認し
完全な不動産取引のために売主様のサポートをします。
あるいは
抵当権以外にも、「差押」というリスクもあります。
売主様が住民税や固定資産税などを滞納してしまっている場合だと
引渡しの直前に国や市区町村から不動産の「差押」が入ってしまうケースもあります。
もし購入直前に差押が入ってしまうと
せっかく取得した所有権が消されてしまう可能性もある、非常にやっかいな状態です。
これに関しても
無事に引渡しが行われるよう不動産業者や司法書士が事前に確認を取っています。
■リスク2 購入するために許可が必要なケース
土地の種類が「田」や「畑」などの農地になっている場合
お金を払っただけでは自分のものにすることができません。
地域によっては
農業委員会から「許可」をもらわなければ
所有権の移転ができない、ということもあります。
買おうとしている土地の地目が何なのか
所有権取得のためには
何の手続きをいつまでにしなければならないのか
といったことを不動産業者はチェックをしています。
■リスク3 地面師という不動産詐欺師
以前大きなニュースにもなりましたが
不動産という高額な取引をする世界では
「地面師」と呼ばれる不動産詐欺のプロフェッショナルが存在します。
土地単価が高い東京で、毎年数件の被害が確認されています。
こうした詐欺師は
免許証や印鑑証明書などの精巧な偽物をサクッと作成するこができるので
書類や手続きをチェックするだけで詐欺を見抜くことはできません。
手続き流れに違和感がないかといった
不動産業者の「経験」に頼る部分が大きいかと思います。
■まとめ
3つほどリスクを挙げましたが
不動産の購入を検討されている一般の皆様が
こうしたことを気にする必要はありません。
こうしたリスクを回避するために
ガンバル不動産のような不動産業者がいるのです。
信頼できる(できそうな)不動産業者を見つけて
二人三脚で不動産探しができると
結果的に失敗しない不動産探しにつながると思います。
そんなかんじで、では!
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「住まいには人生を変える力がある!」
磐田のガンバル不動産でした。