2021年 10月最終日の朝、あと2か月で2022年になるかと思うと、「今年一年、自分何してたんだろう」と思います。
さて、ガンバル不動産です。
今年一年、まだ終わっていないのですが、たくさんのお客様に恵まれました。ガンバル不動産の仲介で土地を買っていただきましたお客様、たいへんありがとうございます。
土地を買っていただいたお客様にはある共通点があります。そんな話をシェアします。
■【土地探し】土地を決めた人の共通点とは?
どのお客様も同じような条件、同じようなタイミングで、同じような土地を探しています。
●高台で・・・
●60坪以上で・・・
●1,500万以下で・・・
●学校に近くて・・・
●適度に静かで・・・
●バイパスに近くて・・・
●できればポツンと系ではない分譲地で・・・
こんな感じで探してるので、人気のエリアは激戦区になってます。さらに、「コレ最高!」という土地はすぐに売れてしまいます。
しかし、その中でも土地をサクッと見つけて購入されている人がいます。何年たってもずっと土地が買えない人もいます。
これって何が違うのでしょうか?
それは・・・ 土地を探す前の「準備」にあります。
どのお客様にもお伝えしますが、土地探しは準備がすごい大切です。
ここがきちんとできているだけで、結果は全く違ってきます。ガンバル不動産が「土地探しの前にやっておきたい準備」を紹介します。
■2回失敗する人の土地探し
土地探しで一番の失敗はなにか、想像してみて下さい。
その失敗とは・・・
ライバルに時間差で負ける、これです。
たとえば、こんなこと。
ある人があるエリアで土地探しをしています。
すると、予算も大きさも場所も、自分の条件に合う物件を見つけました。「おっ、いい物件だ!」
高額な買い物なので誰しも失敗したくありません。その人も朝・昼・晩と何回も現地を確認し、何回も夫婦で話し合って「買う」と決断をしました。
決断するまでかかった時間は1週間。
購入の意思を不動産屋に伝えると・・・「はっ? あの土地は2日前に売れちゃいましたけど・・・。」
これが、土地探しでよくある最初の失敗です。
決断するまでに時間がかかりすぎて購入できなかったことが失敗です。
その後の土地探しも「買えなかった土地が基準」になるため、次の土地選びはいっそう難しくなります。なぜなら、最初に良い土地を見てしまっているので、次の土地を見ても、最初の土地以上には思えないんですね。
「初恋の人は忘れられない」現象、これが2回目の失敗です。
■で、どうする?
土地はひとつしかありません。同じ土地は地球上には存在しないのです。
そんな土地はわずか数分の時間差で買えないことが多々あります。ゼロはじブログをお読みのあなただけはそうならないように「準備」をしておきましょう。
条件の良い土地が目の前に出たときに、即決で意思決定できること。買う買わないを即決定できる状態になっているのが理想です。
即決できない理由は、不安や迷いがあるからです。ということは、不安や迷いを消した状態で土地探しを始めればライバルの先を行くことができるのです。
■不安と悩みの正体
不安や迷いの正体は何か? いろいろあるのでしょうが、一番はずばり「お金」問題です。
皆さんが土地を買う理由はお家を建てるからです。土地だけ買うのは不動産屋なんです。皆さんは不動産屋ではないのです。
「この土地を買ったらどれくらいのおうちが建てられて、全体でどれくらいのお金がかかるのか?それを払っていけるのか?」
ここがクリアーになっていないから、目の前に良い土地が表れても判断できないのです。ここを土地探しの前にきちんと目星をつけておきたいものです。
■総予算を知っておく
土地探しを始めると、土地情報を現地やネットで探しに行きます。その情報を見て、高い、安い、を判断します。
現地に行けば実際に土地も見れるし、土地の価格は判断できます。
●自分たちの理想の家はいくらぐらいするのか?
●諸経費含めて全体でいくら必要なのか?
ここは普通の人はさすがにわかりません。わかるとしたら、おうちを作っている会社さんぐらいでしょう。
「総予算=土地費+おうち+諸経費」
おうちのお金と諸経費をつかでおけば、残りの予算内に収まる希望の土地が目の前に出たタイミングで即判断できますよね。
ここの準備ができている人は買える確率は高いですし、できていない人は・・・結果はご想像通りです。
■土地探しの前におうちの値段を知る方法
「えっ?土地も無いのにプランだなんて無理じゃない・・・。」と思いますよね。
結論から言うと、まったく大丈夫です。
注文住宅だから土地が無いとプランは作成できないなんていうのは幻想です。仮の土地でも大丈夫ですし、そのエリアに売りに出ている土地図面を使ってもOKです。
設計士さんは土地の大きさに合わせてプランを作るだけですから、土地の大きさと接道方向がわかればプランは書けます。
プランと価格が決まっている規格住宅なら、土地が無くてもわかります。だって、そこが規格住宅のメリットですから。ローコスト系の住宅や一部のハウスメーカーさんは最初のプランは営業マンが書いているくらいです。
もしどうしても書いてくれないときは、「御社の代表的な仕様で30坪くらいの4LDKだと、諸経費含めていくらくらいかかりますか?」と聞きましょう。きっと答えてくれます。
それでも言ってくれない不親切な会社さんなら、こっちからお断りしましょう。協力してくれる会社は星の数ほどあります。
■土地だけ見る人とその先を見る人
総予算を把握したら、次のステップです。
間取りを作成してから土地探しを始めると、何も無い土地だけを見た時に完成イメージが想像できます。この差は大きい!
同じ土地を見て、土地だけで判断してる人と、そこにどんな家ができるのかイメージができる人。
さらに
どんなおうちを建てたいのか、ご夫婦あるいはパートナーさんと何も話していない人とすでに価値観をすり合わせている人。
どっちが買う買わないの判断が早くできると思いますか?
それは、明らかに後者です。
いきなり土地から探すことは、おうちづくりの近道のように思うかもしれませんが、実は遠回りなんです。
●建てたいおうちをイメージしておく
●建てたいおうちの間取りをおおよそ決めておく
●建てたいおうちのおおよその価格をつかんでおく
●総予算を決めておく
●土地予算をきめておく
●価値観のすり合わせをしておく
こんな感じの「準備」から始めてはどうでしょうか?
■まとめ
今回は「土地をサクッっと決める人の共通点」を紹介しました。
逆に言うと、いつまでたっても買えない人の原因は準備不足を起因とする決断力です。いくら土地情報を集めたとしても、決定する判断材料が少ないと決断できません。
「決断する!そのために準備をしておく、そんな自分になる!」
ここから始めてみませんか? ガンバル不動産がお手伝いしますよ。